どうも!ヒューです!!

11/09!この日は秦野市を出発して静岡県の熱海へ!!

熱海と言えば温泉!!&エフエム局があるということで向かうことに!

行く途中、車が路上駐車していたので避けようとすると飲み物を持った手で俺に手を振って止めてくれた!

どうぞ!!

と言ってくださったのでありがとうございます!!と言って貰うと

「噂には聞いてます!!頑張ってください!!」

噂??いつのまにか噂になってるのか??

ラジオを聞いてくれたのか
あるいはラジオを聞いた人、俺を目撃した人から聞いたのか

まだ少数ではあるけど知名度が出てきてくれたのかな??

頑張ろう!!

「ありがとうございます!!」

ところがこの日は出発した時にもいろいろと頂いていたのでもはや何かをなくさなければ持てない状況!!
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速攻レッドブルを飲み干す!

いやー本当に感謝です。

その後小田原の海が見えてくると海の向こう側に山々が見えてきた!!
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あれかー熱海!!

スケッチ出来そうなとこを見つけたのでスケッチ!
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スケッチも終えて、さぁ行くか!!と意気込んでいると前の方に明らかに旅してますと言った様子のチャリダーを発見!

しばらく後ろに付いて見てるとフラフープ?
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もしかしてこの人大道芸人?

なんて思いながら早速話しかけてみると。。

「どちらから旅してるんですかー?」
「ah....I don't speak Japanese」
"oh where are you from??"
"oh you can speak English! I'm from Korea!! Where are you from?"

彼が実は韓国人で日本語がわからないということだったので久々に英語での会話!

"How long have you been traveling?"
"7 years!! I've been traveling all around the world and Japan is my last country of this journey! From Fukuoka I'm going back to Korea!!"
"really!!!?? That's awesome!!!!"

なんと7年かけて自転車で世界中を旅していて、アメリカ大陸の縦断から始まり、アフリカ、ヨーロッパ、アジアの順に周り、ここ日本が最後の国なんだという!
札幌スタートで福岡まで!そこからはフェリーで韓国に晴れて帰れるということ!

いやー7年間!!!凄い!
彼は今33歳だから始めた当時は26歳。俺の一ヶ月後の歳だ!(1月生まれなのです)


因みに俺がフラフープと勘違いしたものはタイヤでした笑

名前を聞くと空を指さしながらムーンと名乗る。
なんかカッケーなおい!
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しばらくチャリこぎながら一緒に話してお昼一緒に食べようということになるのだが俺は熱海、彼は週末までに名古屋に行かなければならないということで1号線を行くという。

まぁ1号線をずっと行くからまた会えるよと彼は言って一旦別れるのだが、ペース配分を考えるとまた会えるとは考えにくい。

そもそも何故熱海に行くことにしたかと言うとラジオ局があるから。
でもアポがあるわけでもなければ泊まる宛があるわけでもない。

彼はこの7年間ずっと旅してたわけだしどうやって宿を探してたのかとかこの機会に付いて行って学んでおいた方が今後の俺の旅にとってもいいのではないか??

ってかそれ以前になんかこんな人とこれで別れてしまうのは非常に勿体無く感じた!

いいや!一日ぐらい音楽活動から離れて彼について行ってみよう!面白そうだし!

そんなわけで後ろから追いかけ、一日だけ一緒に旅をしてもいいかと聞く!

すると勿論!というお返事!
熱海はまたいつか!

んで、今日はどこまで行くんだ?あまり行きすぎるのも嫌なんだけどなとか思いながらとりあえずついて行く!

するとまたしても旅人らしき人が!!
今度は徒歩ダー!

こんにちは!旅人ですか?どちらまで行かれるんですか?

という感じに話しかけてみると
まぁあまりにも突然すぎたのか俺だったら仲間意識感じてテンション上がってしまうのだがこの方は自分らも旅をしてることを伝えたところで「あっそ」と言わんばかりのテンションだった。。

東京からで今日は箱根で最終的には伊勢神宮まで行くんです。

と淡々とちょっと迷惑そうな感じに返すので
なんか話しかけてごめんなさい。という感じに先に行く。。

いやー。。。。いろんな旅人がいますね。
俺みたいにオープンな人と完全クローズな人。
あとで知ったがムーンも実はクローズタイプ。


そして15:30頃
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箱根山の入口あたりに着いて休憩してるとムーンが寝床を探そうと言う。

ムーンの場合の選択肢は
1、ウォームシャワーやコーチサーフィングなどのWebサイトを使って泊めさせてもらう。
2、その場で出会った人
3、知り合い
4、お寺や神社、教会など
5、野宿

の5つ。国によってはホテルも使ったそうだが金を使わずに泊まることを第一としてる。

そんなわけでこの日はとりあえず教会がないかを探す。
探してる途中に声をかけてきたおばさんが
「何?旅してるの?私も岡山から来ててね!今東京から箱根駅伝のコースを歩いて3日目なの!」
という。

いやー旅人って会わない日は全く会わないのに会う日は次々と会うね!

函館に向かう日もそうだったがやはり面白い!

そんな話をしてる時もムーンは真面目に探していて俺に教会かお寺がないか聞いてくれと通訳を頼まれるがこのおばさんも泊まるとこは決まってないそうでホテルに泊まるつもりだということ。

んー。。

歩いてた地元の人っぽい女性に話しかけて聞いてみるがこの辺にはないということ!

しゃあない。別の道に行くか!
と選んだ道が旧東海道!

かなり坂道でムーンは俺なんかよりも荷物が多いのでほとんどの登り坂を自転車を押しながら歩く。

いやー俺の荷物でも押して登るの大変なんだからムーンのとか大変だろうなと思いながらもさすが7年間やってますよね。

しばらくしてお寺を発見したので

すみませーん!

と呼びかける。

すると出てきてくれたがあいにく断られてしまった。。

ムーンに一体どのくらいの確率でお寺は泊めさせてくれるのかと聞いてみると

タイだったら100%だけど日本は50:50だという。

100%?へー!タイ凄いねw
しかもタイならご飯も出るという。



まぁとりあえず進むか。とその前にトイレに行くとまたもや声をかけてくれた人が!

話してるとその夫婦は有給を得ると旧東海道を歩く旅をして、また次の有給の時に続きを歩くという旅をし続けているんだとか。


別れ際に頑張れよと俺とムーン両方に1000円を恵んでくれた!
CDを渡そうとするとそれは別の人に売れ、とその人は去って行った。

本当にありがとうございます!
ムーンと声を揃えてそう言って二人で本当に良い人だったねと話す。

そういえばムーンはここで障害者用トイレでも泊まったことがあると言う。
広くて暖かくて人も入って来ないそう。


進んでいくともう一軒お寺があったので聞いてみる

すると今回は
「泊まるってどういうの想像してる?」
「いや僕たち寝袋は持ってるのでどこでも大丈夫です!」

と伝えるとOKしてくださいました!!

ムーン「な?50:50だって言っただろ?」

へー っと思いながら有難く宿泊!
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泊まる建物に案内して頂き、
「好きにしていいからね!」
「気が向いたら酒持って行くよ!気が向いたらねw」と住職さん。

地元の人が行く温泉への行き方も教わって、何かあれば連絡くださいということで自由時間突入!


ムーンは日本でもう5回温泉に入ったから十分だと。どうやらあまり温泉が好きではないとのこと。

只今の時刻17:00

夕飯は一緒に食べよう!ということだったので19:00に帰ってくるねと伝えると

19:00? 2 hours? OK!

僕は長風呂なのです!
今まででいちばーん長かった日は4時間+別の温泉で2時間 計6時間!
まだ20ぐらいの時だったけど友達と風呂に入ったり出たりを繰り返しながら話しするのが大好きなのです!

一人だとまぁ1時間か1時間ちょいって感じかな。

行ってきた温泉はこちら!
弥坂湯!
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一種類の風呂だけで一度に5人ぐらいしか入れなさそうなまぁるいバスタブ。

39℃〜40℃ぐらいだったから少しぬるかったがまぁ長湯するにはいいか。

そういえば栃木でいろんな温泉に行った時に聞いた話だが3/11の大震災で日本自体が少し動いたことにより、熱かったところが少しぬるくなってしまったり、その逆もあったりと、温泉にも影響が及んだのだということでした。

箱根もそうだったりするのかな?

因みに箱根の温泉は白く濁った湯だという話を聞いてたけどここの湯は見た目透明でした。


風呂も終えて、コンビニでカップラーメンも買って帰宅!

すると住職さんがもう来ていて酒の準備が出来ていましたw

住職さんは多少の英語はわかるが基本ムーンとの会話は俺の通訳が必要。

ここのお寺は旧東海道沿いにあり、旧東海道は江戸時代に長崎から朝鮮人が江戸幕府まで行進した道だと教えてくれた。

朝鮮通信使 というそうな。

え?歴史で勉強した?

全く覚えてません(><)

そんなわけでその時のことが書かれた本を持ってきてくれた。

まぁ絵しか見なかったんだけどねw

ムーンは勿論朝鮮通信使については知っていたがこの道がそれだとは知らなかったそう。

これから福岡に向かうんだったら折角だからこのことも頭に入れて走ったらいいんじゃない?と住職さん。


さぁ夕飯だ!
ムーンとカップラーメンを食べながら3人でビール!ありがとうございます!!

先日頂いた半纏!あったかいです!
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なんで旅をしているのか。

俺のことはいいとして、何故ムーンは7年間も世界を旅しているのだろうか。

聞いてみると非常に立派というか熱い男であった。


まず皆さんは石田祐介さんをご存知でしょうか?
僕は知らなかったのですが、彼も世界一周をしたそうで何冊か本を出版していて、そのうちの3冊は韓国語に訳されて韓国でも出版されているそうで、聞いてると日本よりも韓国で有名なようだ。

ムーンは彼の本を読んで旅をしようと思ったんだとか。

ムーンは今チャレンジしているんだと言う。

現代の若者は金や成功などを追う。
でもそれが全てではないはずだ。
最近の人々は自己中な人が多い。
他の人に親切にすること、他の人と関わることで更に素敵な人生があったりもする。
ムーンは旅をしながら出会った人たちに夢や生きる目的を聞く。そしてその夢や目的は自分にとってどんな意味があるのか。
また、その夢は自分だけのものなのか、それとも周りにも何かを与えられるものなのか。

それらを聞き歩きながら本にして出版する。

それによって若者たちにチャレンジすることの大切さを伝えたいんだとか。

実際、彼はこの旅中に二度も自転車を寄付している!!

旅の必須品である自転車を??


アフリカを旅していた際にボランティアをしていた人がいて、そこでは車は運転できず、自転車が欲しいのだが海外から取り寄せると税金がとにかく高いということで悩んでいたそう。

そこでムーンは、いろんな人に親切にしてもらいながら旅をしているそんなムーンでも!他人に親切にしたり与えることはできるんだ!ってことを若者たちに証明出来るチャンスだと思い、彼の自転車を寄付した。

なかなか思ってもできる事ではないと思う。

もう一つの寄付はなんだったのだろうと思いつつも聞き忘れてしまった。。

因みに彼は今乗っている自転車が5台目だという!盗まれたりもやはりあったそうだ。しかも自転車だけでなく、荷物ごと(><)
カメラも何もかも買いなおし!

他にもいろいろ旅のお話を聞いているとアフリカで強盗に合い一緒にいた複数名が鉄砲で撃たれて死んでしまったとか、マラリヤにかかってしまって一週間動けなかったとか、ライオンの住む街を知らずに通り過ぎ皆に突っ込まれたとかw

やはり7年も世界を旅をしていると話のネタが半端ないね。


まぁようするに若者たちに自分たちの夢や目標に挑戦するべく奮い立たせようと!更には人々と関わり合って繋がりを持つことを大切にしようと訴えるために自身が旅を通して証明して本にしようとしているそうだ。

実際すでに3冊ほどこの旅中に(アメリカ、メキシコ、キューバの自転車旅を)出版したそうだ。

今も週一で韓国の新聞にコラムを載っけているそう。

最初の所持金は約300万円で旅中は本の印税と各地の教会などでプレゼンテーションをしながら講演料を頂いて旅費を作っているそう。

俺もこの次の日に教会でこのプレゼンテーションを聞いたが凄くよかった。
その話はまた後ほど。

そう言ったことを全て英語から日本語に通訳!住職さんからの質問も英語に通訳!

いやー。。。久々に英語使いまくった(^^)

英語を使うのは気分がいいw
俺話せてるって思うからだろうw

でもやっぱ単語量が少ない!!
これはいつも言っててずーっとそのまま。

進歩がありません(><)

本を読んだりするといいんだけどね。。
大学行った癖に勉強嫌いだった俺は手抜きしすぎましたw

まぁでもお金を貰っての通訳ではないし仕事ではないから上手く伝えられなくても怒られることはない(^^;)
そう思うと凄く楽!

俺は翻訳のお仕事はありだけど通訳のお仕事はしなくていいならしたくない!
一回か二回やったけどその場で通訳は辛い!(><)

次の日の朝は住職さんの家族と一緒に朝食を頂けることになり、朝7:30に食べるということだったので、ムーンも眠たそうなので就寝!

12/10
朝起きて朝食を頂くとお子さんが2人!
妹さんの子は凄く積極的に英語で自己紹介して話しかけてきてくれた!
お姉ちゃんの方はシャイな様で恥ずかしがりながらご飯を食べ終えると隠れてしまったw

二人ともすごく元気で楽しい朝食でした!
ありがとうございました!

その後、お寺の中をいろいろ見せてくださいました。

このお寺の始まりとして、蘇我兄弟の敵討ちというのがあるそうな。

日本三大敵討ちの一つだそうで、
鎌倉時代に父親を殺されてしまった蘇我兄弟は出世して鎌倉幕府に入ってしまった仇を打つため、兄弟2人で鎌倉幕府に乗り込んで敵討ちをするというお話。

敵討ち自体は良くないのかもしれないが父(先祖)の名誉を取り戻すために出たということが評価されたのか、蘇我兄弟はお地蔵さんとなって今このお寺に残されている。

そのお地蔵さんも見せて頂き、出発準備をすることに!

因みにタイの仏教と日本の仏教は別物というか、仏教には北から伝わったものと南から伝わったものがあり、日本は北から。
北の仏教には仏様とは別に哲学として先祖を大切に思う考えがある。なので入り口も広く、多くの人に慈悲を与えるものだとか。

南の仏教は基本的に「修行」をするものなのだとか。

そして日本の住職さんたちはだいたいが家庭持ち。

なのだそうです。

さぁ出発!ところがこの日は朝から雨!

好きな時に出てっていいよということだったのでムーンと昼寝(朝寝)

10時頃だったろうか。雨の音が止んだ!と思い窓を開けてみると晴天!!!

さぁ行くぞ!
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ここから先は激坂だということなのでどんなもんだろうかと思いながら出発!
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俺の中の予定では今日は静岡県の三島市を目指すことに!
26kmだし行けるはずだ!

昨日も感じたのだがムーンのペースは平坦な道でも意外と遅い。
荷物が俺の倍ぐらいあるのでおそらくそのせいだが、ちょっと坂道になったらもう押して歩く。

そんなわけで俺が荷物を積んでいる間先に行ってていいよ!と言ってしばらくしてから出発!

ところがムーンの歩くペースは予想以上に早く、途中自転車乗ったりもしていたのだろうが中々追いつけない。

あれ~遅いと思ってたのにどこまで行ったんだ?

しばらくしてようやく発見!

その後はペースを少し合わせつつもマイペースに先行って待ってたり先に行かせて追いついたりを繰り返しながら山頂へ向かって行く!

ってか山頂どこだよ??

いつまでたっても登り坂登り坂!

と展望台を発見!
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ここでスケッチ!
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いやーさすがにそろそろ山頂だろうと思っていると。。

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どうやらまだまだの様子w

マジか~(><)
結局この日は15:00頃までひたすら登ってました。。
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箱根の芦ノ湖に着いて、結構人もいるしここで演奏してくか!なんて思ってたら雲の様子が怪しい。。。。
雨が来そうな感じだ。

とりあえず先に進んで置いた方が身のためかと思い進むがやはり雨が降りだす。。

雨宿りできるとこがあったのでちょっと休憩。

でも大した雨ではない。

空を見てると俺らが来た方面は快晴で向かう方向はどんより雲。

んーどうする?行く?行かない?

でもここにいたって泊まるとこなんてなさそうだぜ?ってなことで進むことに!

結局大した雨ではなく、打たれずに行けた。。が!!
ここからまた登り坂(><)

マジか~またか~

していつのまにか静岡県に突入していた。
看板写真撮りたかったが気付けなかった。

してついに!!下り坂が現れた!!
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しかもこの先15km下り坂(><)

ヒャッホー!!!という感じに走り出す!!

ってか待てよ?26km中15kmが下りってことは11kmの登り坂だったのか!!いやー疲れるわ!

そんなことを思いながら気分良く下って行く。

「生か死か!それはあなたのスピード次第!」

という看板がいくつもいくつも目に入りテンション上がりながらもブレーキをかける!

いやーでも景色もいいし風も気持ちいい!
なんてのは最初で寒い!!!!
景色はいいけど風が寒い!!


ただ風が強いので看板が少し心配。。
確認するがとりあえず大丈夫そうだ!まぁ今回のは縦でギターケースが守ってくれている!大丈夫だろう!!

してカーブを下ってくと突然正面に富士山が現れる!!!
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ついに姿を表したな富士山!!!
いやー。。。やっぱでかいわー!
そしてこれまでいろんな山見てきたけど一番個性的!
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いやーいいね~!

とするとかなり前の方を走っていたムーンが脇にいる。

どうした?と思いきやパンクしちゃってました。
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こんなとこでパンクかー。
荷物も全部降ろして自転車を逆さにしていろいろやっていた。

がそこにいても俺に出来ることはないし、ラジオ局に間に合うなら行きたいと思ってたので先に行ってるねと言って進む。

そしていよいよ三島市に着いたー!と思いきや!!

Where is my sign????
まさかの看板が飛んでる~(><)
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マジか~消えたか~またか~4弾目作るのか~
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ん~。。。さすがに見つかるかもわからんし戻る気にはなれない(><)

ラジオ局に向かう気も失せてしまい、まぁもう17:00直前だ。明日行こう。

今回は後ろにムーンがいるので運がよければ??もしかしたらムーンが拾ってきてくれたりしないだろうか?なんて無茶な希望を抱きながらムーンを待つ。


しばらくして現れたムーンは
「どうしたの?」
「看板がなくなった(><)」
「マジか~!!」
「やっぱ見てないよね~w」

まぁしゃあない!また作るさ!

「ってか下り中に昨日会った徒歩の人いたよね!」
今回は手を振ってくれました!
歩きながら俺の看板見つけたりしてw

な~んて思いながらも再び宿探し!!

今回は教会に行ってみるが断られてしまう。
でも他の教会の情報をくださり、韓国人の牧師さんのいる教会があるということを聞く。

早速電話してみるがご主人は今留守だからあとで18:00ごろにもう一度電話してみてくださいとのこと。

まだ時間あったしそこがダメな可能性もあるのでいろいろ探すが教会とお寺、4件ぐらい周って全部断られてしまう。

ん~こういうもんなのか。

18:00を過ぎてもう一度連絡してみるとOKしてくださり、歓迎してくださいました!

そこに向かう途中ムーンから
「日本の文化はまずお願いする時や何かをしてもらった時『すみません』というけど韓国こ文化だと『ありがとうございます』というから牧師さんに会ったらまず『ありがとうございます』って言ってね!」とのこと。

へ~!確かに英語でもそうだよね。

辿り着いて「ありがとうございます!宜しくお願いします!」と言って泊まらせて頂きました!

牧師さんは日本で神学校に行ったそう。
もう韓国に帰ろうかと思った時ぐらいに奥さんと出会い日本に留まったんだとか。

何故韓国ではなく日本で牧師さんになられたんですか?と聞くと

韓国でのキリスト教徒は国民の25%で、日本ではたったの0.5%だと言う。

え?そこまで少ないんだっけ?

それで自分が受けた感動を日本で宣教して広めたいと思ったのだとか。

すごいなぁ。

まさにひと(他人)のために動いてる人生だよな。もちろんそれが自分のしたいことなのだろうけど。

ムーンが言ってたように自分の夢とか目的が自分一人のものなのか、それとも他の人のためにも繋がるものなのか。

いろいろと考えてしまう数日でした。

夜は夕飯も家族と一緒にご馳走して頂きました。ありがとうございました!

3曲ぐらい子供達にも歌って聞かせてあげて、この日も就寝。

12/11、朝食を共に頂き、出発の準備をしていると、牧師さんがムーンのプレゼンを聞きたいと言い、俺も一緒に聞かせてもらうことに!
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7年間の全部は時間的に無理なので彼が一番印象に残っているというアフリカを中心に話してくださいました。

まず南アフリカ共和国
ここでは昔は黒人差別があったが今はそれがなくなった。
それにより白人たちも貧しくなった。

アフリカの餓死するような貧しい子供たちというとほぼ誰しもが黒人をイメージすると思うが、ここでは白人の子供たちもかなり貧しいそうだ。
ただやはりどうしてもみんな黒人に意識が行くので白人の方は辛いままだったりで問題になってるところも一部あるそうだ。

他の国では何も食べるものがないからと泥にバターとか混ぜてクッキーにして生活してたり、草木が生えないからワニや猿を狩って食べてたり、食べることで精一杯の生活をしている。

なんというか、そんなの知ってるよって思う人もいるだろうけど写真見ながら彼の話を聞いてると衝撃的でした。


いつか俺も自分の目でアフリカを見てみたい。そう思いました。

んでまぁこのブログの最初の方に書いちゃったけど最後にムーンから

あなたの夢はなんですか?

その夢はあなたにとってどんな意味を持っていますか?

それはあなた自身さえよければという夢ですか?

それとも他の人にも与えられる夢ですか?

そういうことも考えてみて欲しい。

そして金や安定だけではなく、夢や目的に挑戦していって欲しい。



これが絞めでした。

そして彼とはこの教会で別れ、またいつかと言ってまた一人旅が続く。